2022年5月18日
株式会社OPERe
株式会社OPERe(オペリ)(代表取締役:澤田優香、以下 OPERe)は、社会医療法人財団石心会 川崎幸病院(理事長:石井暎禧、院長:山本晋、以下 川崎幸病院)の婦人科の入院手術案内にて、医療機関の入院案内を半自動化するサービス「ポケさぽ」の運用を開始したことをお知らせいたします。
【ポケさぽとは】
「ポケさぽ」は、患者のポケットにあるスマートフォンから入院案内を行い、入院準備をサポートするシステムです。動画やチャットによる入院案内を半自動で行います。入院案内の「同じ説明を違う患者に」する部分はポケさぽが担うことで、患者はいつでも・どこでも・なんどでも入院案内を受けることができます。
【川崎幸病院での導入経緯】
川崎幸病院について
川崎幸病院は、神奈川県川崎市に位置し、急性期医療を担う地域の中核病院として365日、24時間「断らない救急」を実践しています。地域のニーズに答えながら世界トップレベルの医療を展開し、将来の有能な医療人を輩出するという使命のもと、医療を提供しています。
導入経緯
救急車を約1万台受け入れている川崎幸病院では、できるだけ多くの患者を安全に受け入れるためにも、スムーズな入退院が絶対条件となっています。とくに入院に関しては、患者側にも十分な入院準備に協力していただかないといけません。昨今の新型コロナウイルスの流行により「感染対策が万全であること」も入院準備に加わり、医療従事者は説明事項とともに、患者に理解してもらったり、準備してもらったりする内容も増え続けていました。
今回、川崎幸病院は、患者が万全な入院準備をするために、自宅でもチャットや動画による入院案内を受けとり、より入院に必要な情報を理解していただくことができるのであればと、「ポケさぽ」を導入しました。また、感染対策に関して、患者に適切なタイミングで「感染対策に則った行動の依頼」と「感染兆候の確認」が行われる事で、双方が的確に情報共有ができることも導入のポイントでした。体調確認の他にも、入院案内における一部の説明内容も、スマートフォンから動画やチャットで案内することで、結果的に、事務職員による説明内容及び説明の時間が削減されました。
導入初期となる現在は、婦人科に絞ってポケさぽを導入しています。今後は他診療科においても動画やチャットを利用した半自動化をおこない、スマートフォンから入院案内できるようにする予定です。
【川崎幸病院 入院担当者からのコメント】
コロナになって、患者さんやご家族が理解したり、やっていただいたりすることが大変増えてしまいました。すべてを一度に理解し、やっていただくことは難しいと思っていたところ、スマートフォンで患者さんの都合のいい時間や好きな時に情報を取得いただくことに加え、毎日報告が必要な体調管理の連絡については、入院前に記録の確認が出来て入院手続きの短縮となる当サービスを導入することにしました。患者さんからは、「繰り返し視聴して確認できる」、「後日気づいた質問を気軽にLINEできる」など、好評をいただいております。また、結果的にLINEから質問が来ることで電話問い合わせ件数が減るなどに二次的効果もありました。
【会社概要】
株式会社OPERe(オペリ)
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山7-3-6 南青山HYビル 7F荒井倶楽部内
設立 :2020年6月
代表者:代表取締役 澤田 優香
株式会社OPERe(オペリ)は「医療現場のオペレーション刷新」をミッションとし、持続可能な病院運営を支援する企業です。新型コロナウイルス病棟用チャットツール「ちょいリク」や入院案内を半自動化するサービス「ポケさぽ」を提供しています。
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<本件お問い合わせ先>
株式会社OPERe 担当:小迫 正実
メールアドレス:pr@opere.jp
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