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妊婦さんへのお知らせをメッセージでご案内し、助産師の事務的業務がスムーズに | ポケさぽ導入事例 茨城西南医療センター病院 様


妊婦さんへのお知らせをメッセージでご案内し、助産師の事務的業務がスムーズに | ポケさぽ導入事例 茨城西南医療センター病院 様

 

導入のポイント

  • 茨城西南医療センター病院の産婦人科では、SNS時代に合わせて、InstagramやYouTubeを活用して、分娩件数増加にむけた集患活動を行なっています。

  • 妊婦健診での説明は、ルーティンのものが多いことや、案内用紙をデジタル化することでペーパーレスも推進できることに注目し、ポケさぽを導入しました。

  • ポケさぽを用いて、妊婦さんへのお知らせをメッセージで配信。助産師の事務的業務がスムーズになりました。


お客様情報

  • 茨城県厚生連 茨城西南医療センター病院

  • https://www.seinan-mch.or.jp/index.php

  • 産婦人科医師 野口 里枝 先生 助産師 谷島 恵理子 様、髙橋 茜 様


茨城西南医療センター病院 の皆様
※撮影のためにマスクを外しています

― 茨城西南医療センター病院での働きがいを教えてください。


茨城西南医療センター病院は、地域周産期母子医療センターとして、茨城県の県西地区の周産期医療を支えています。NICUの体制を整えていて35週以降のハイリスクの分娩を受け入れることができますが、多くの分娩はリスクのない分娩です。


この茨城西南医療センター病院での働きがいは、小児科のバックアップ体制がある中で、産科医療を提供できることです。

分娩時赤ちゃんに、もしものことがあっても、母児分離しないで一緒の病院にいられるため、お母さんや赤ちゃんを共にケア・サポートできるところが、当院の良いところです。


実際、友人にどの病院で出産するのがいいか訊かれることがありますが、きちんと当院を薦めることができます。



― 貴院は、SNSの発信にも積極的ですが、その背景はなんでしょうか?


先程も申し上げましたが、地域周産期母子医療センターであるがゆえに、リスクのない分娩を受け入れてないのでは?という勘違いをされている妊婦さんもいらっしゃいます。


そこで、SNSを通して、リスクのない妊婦さんも受け入れていることを発信しています。

InstagramやYouTubeの発信は、助産師がチームに分かれて運用しています。SNSの運用を始めてから、外来などで「インスタで見たんですけど…」と話しかけられるようになりました。


茨城西南医療センター病院のウェブサイトより
茨城西南医療センター病院のウェブサイトより

― ポケさぽ導入の経緯を教えてください。


妊婦健診では、お渡しする書類や説明する内容が妊娠週数ごとにあり、毎回その週数に必要な指導を行います。


子どもたちの学校や習い事のお手紙のペーパーレス化が参考になりました。学校のお手紙がペーパーレスになっているのなら、同じコミュニケーションを繰り返す妊婦健診もデジタル化できないのだろうか、と思っていました。


また、患者さんに説明する内容はこのコロナ禍で更に増加しました。ルーチンの業務は自動化し、限られた外来での時間は助産師本来の業務内容に使うことが求められています。


そんな背景もあって、ポケさぽを導入しました。



― 実際に、ポケさぽの登録をどんな場面で促していますか?


分娩予定日が確定し妊娠届を渡すタイミングで、ポケさぽをご案内しています。つまり、初回妊婦健診のひとつ前の外来時にご案内しています。


妊婦健診は通常の外来とは違って、血圧・体重測定、尿検査など診察前に妊婦さん自身に行っていただくことがたくさんあるのが特徴です。分娩予定日が決まったときに、これからの妊婦健診について説明する内容が多く時間も必要とします。

ただ、どんなに丁寧に説明しても、妊婦さんにとっては情報量が多いので、その場ですべてを理解するのは難しいと思います。


ですので、初回の妊婦健診の診察前に、ポケさぽをご案内しています。動画やメッセージを用いて、妊婦健診のご案内をすることで、妊婦さんの理解度をあげられたらと思っています。


茨城西南医療センター病院 の皆様
※撮影のためにマスクを外しています

― ポケさぽを導入して、実感したことはありますか?


実は、導入直後なのもあってか、今まで書類でお渡ししていたときと比べてわかりやすいのか、きちんと見てくれているのかはまだよくわからないのが正直なところです。


でも、ひとつあるとすると、分娩保証金など事務的な手続きがスムーズになりました。


コロナ禍となり対面での指導やケアなどができなくなりました。そのため健診中に妊婦さんがされた質問などに対し、ポケさぽを通しメッセージで送ったりと、新たなコミュニケーションツールとして活用できました。



― ポケさぽの導入時に大変だったことや工夫したことはありますか?


新型コロナウイルスの流行真っ只中だったので、すべてオンラインでやりとりをして、導入を進めていくのはなかなか大変でした。

対面で話せばすぐ伝わることも、テキストで伝えるには考えないといけないことも多くて…。


工夫したことと言いますか、ポケさぽ導入を機に、何年も更新されてなかった資料を見直しました。

見直しをしてから、ポケさぽチームの皆さんにお渡しして、動画やPDFを作ってもらいました。


― だから、私たち(ポケさぽチーム)が資料を受け取ったときは、かなり整理されている状態だったんですね! ありがとうございます。


茨城西南医療センター病院 の皆様
※撮影のためにマスクを外しています

― 最後に、ポケさぽについて、コメントをいただけますか?


私たちも導入したばかりではありますが、ポケさぽにはこれからの機能改善に期待しています。


ただ、私がポケさぽの導入の過程ですごく嬉しかったのは、自分たちが一生懸命作った資料が、動画やPDFとして視覚的に見えたことです。


自分たちのオリジナルのものが、視覚的に表現されたのを見たときは本当に嬉しかったです。


― お話を聞かせていただき、ありがとうございました。




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