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病院SNS活用事例 | 病院DX番外編

こんにちは、オペリブログにアクセスいただき、ありがとうございます。

コサコです。

オペリブログでは、医療機関の組織運営や業務改善にまつわるトピックを発信していきます。


今回は「病院SNS活用事例 | 番外編」として、筆者がインターネット上で見つけた病院のSNS活用事例をご紹介します。

SNS単体を活用する病院と、SNSを組み合わせて活用する病院をわけて紹介していきます。

病院SNS活用事例

SNS単体を活用する病院例


Twitter × 亀田メディカルセンター


はじめにご紹介するのは、病院Twitter界で知らない人はいない、亀田メディカルセンターのTwitterです。

おはようございます、というやわらかいコミュニケーションから

会計時の駐車券の運用についてといった、病院の細かいオペレーションまで

病院に通う人だけでなく、同じ業界の私達も楽しませてくれるアカウントです。

地域の医療圏の患者さんのための発信が基本のようですが、患者さんのためというメッセージが医療圏を超えて、日本から愛される病院のひとつとして、ブランドをきちんと構築していることがわかります。



Instagram × ベルネットグループ


次に紹介するのは、愛知県を中心に産科クリニックをグループ展開しているベルネットグループ。

ホームページ:https://www.kishokai.or.jp/


その中のクリニックのひとつ「アイリスベルクリニック」のinstagram がとても素敵です。

「アイリスベルクリニック」のinstagram

胎教や無痛分娩については、複数画像をアップして、2枚目から写真と文字を組み合わせた解説スライドになっています。

産科のような若年層の患者さんが多い医療機関で、かつ、独立した広報チームがある場合は、是非真似したいSNS活用施策ですね。



note × まちだ丘の上病院


まちだ丘の上病院。この病院は、『第68回日本web大賞!』で協会特別賞を受賞するほど、ウェブ施策にチカラをいれています。

ホームページはこちら:https://machida-hospital.com/


まちだ丘の上病院が運営するSNSが、noteです。

まちだ丘の上病院が運営するnote

ホームページには載せきれない、やわらかいコンテンツをnoteに掲載しています。

病院DX④で紹介した「紙の広報誌の代替」に加えて、採用広報という目的も含んで、発信しているのではないかと筆者は推察しています。



Tiktok × 日本医科大学附属病院

病院DX③「採用情報や患者説明は、縦型動画の時代へ 」でも紹介した、日本医科大学附属病院のTiktokを使った看護師採用動画をご紹介します(タップ・クリックすると動画に遷移にします)。

日本医科大学附属病院のTiktokを使った看護師採用動画

看護師という、20代の理解しやすい文脈として、Tiktokを利用して採用動画を作成されているのは、素晴らしいと思いました。


SNSを組み合わせて活用する病院


病院DX④「SNSを活用した病院広報誌のデジタル化」で、SNSを活用したデジタル広報誌の3つのレベルを紹介しました。

  1. 初級:紙の広報誌をnoteに記事化する

  2. 中級:noteで作成したコンテンツをLINEで配信する

  3. 上級:noteでの記事化に合わせて、インタビューを動画でも作ってYouTubeにし、noteやLINE内に組み込む

これら3つのレベルの上級を実践しているのが、次に紹介する小倉記念病院です。



LINE+YouTube × 小倉記念病院


病院広報といえば小倉記念病院といってもいいくらい、小倉記念病院は広報にチカラを入れています。

読み応えたっぷりの病院広報誌、一度ご覧になってください。


そんな小倉記念病院は、LINEとYouTubeという複数のSNSを活用して、市民講座を展開しています。

小倉記念病院での、LINEとYouTubeという複数のSNSを活用した、市民講座

実際、筆者が登録したLINEの画面。

小倉記念病院のLINE

病院としてチカラを入れたい診療科の講演を、YouTubeを使って配信をする。そのお知らせにLINEを使う。わかりやすいですが、継続するのはなかなか難しい。

SNSを組み合わせた仕組みを実行されているところからも、小倉記念病院の組織力が垣間見えます。



まとめ


今回は「病院SNS活用事例 | 番外編」として、筆者がインターネット上で見つけた病院のSNS活用事例を紹介しました。

「うちの病院の患者さんは、、、まだSNSって感じでもないし…」と思われるかもしれませんが、病院には家族・友人・知人などあらゆる方が関係しています。

目には見えないブランド価値は、一朝一夕では構築されません。3年後の病院のために、今からSNSの活用を始めてみるのはいかがですか。



その他、病院DXに関する記事はこちら



参考資料


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