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院内展示会でDX推進 〜近江八幡市立医療センターの取り組み〜 | 病院管理職の仕事術③/病院DX⑤

こんにちは、オペリブログにアクセスいただき、ありがとうございます。

オペリブログでは、医療機関の組織運営や業務改善にまつわるトピックを発信していきます。


今回は、「院内展示会でDX推進」というテーマで、近江八幡市立総合医療センター 総務課経営企画グループ兼DX推進室の池田 裕樹さんに、病院のDXを進めるうえで実行している「院内展示会」についてインタビューしました。



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ー 弊社が近江八幡市立総合医療センターの院内展示会に参加させていただいたことをきっかけに、今回、インタビューをさせていただくことになりました。取材を受けていただき、ありがとうございます。


こちらこそ、ありがとうございます。

近江八幡市立総合医療センター 総務課経営企画グループ兼DX推進室の池田 と申します。

インタビューに答えてくださった池田さん

ー 本題の院内展示会に入る前に、 総務課経営企画グループやDX推進室では、日頃どんな仕事を行われているんでしょうか?


大きく4つの仕事をしています。

  1. 病院機能評価プロジェクトチームの事務局

  2. 広報誌・ウェブサイトの管理

  3. 経営分析(DPC分析、クリニカルパス作成など)

  4. DX推進

DX推進室では、月に1回の定例会議を実施しながら、DXに関するサービスの検討・導入を進めています。本年度はRPAを導入し、院内の多くの部署での活用を検討している最中です。


定例会議で多くのDXサービスを検討していく中で、院内の多くの方にデモを見てほしいという思いから「院内展示会」をはじめました。


近江八幡市立総合医療センター

ー 院内展示会は、今年から開始されたということでしょうか?その背景にはどんなものがあったのでしょうか?


はい、2022年度に初めて実施した企画です。

院内展示会を企画した背景は、新型コロナウイルスです。


コロナ禍になり、オンライン会議が普及したことで、DXサービスの会社からオンラインでのデモンストレーションを受ける機会が増えました。

デモンストレーションには、役職者は都合をつけて参加できるものの、現場スタッフは業務が忙しくみんなが参加できない課題がありました。

ただ、サービス導入で重要なのは現場の方の意見です。


直接ベンダーの方に来てもらい1日デモンストレーションしてもらえれば、現場スタッフは業務の空き時間で自由に参加できますし、どうせなら複数の会社に来院いただき、学会の企業展示会のようにできないか、と考えたのがこの「院内展示会」でした。


当日準備の様子

ー 「重要なのは現場の方の意見です」というのは、ほんとそのとおりですね。実際、どのくらいの職員の方が、院内展示会に参加されたのですか?


開催したのは1日で、当日は50名以上の職員が参加しました。


提案をしてくださっている4社に関連する職員で、もともと業務を途中で抜けられず時間の調整が難しかった人たちが中心です。


弊社も参加した院内展示会の1ブース

ー 今後この記事をみて、「院内展示会を開催してみたい」と思う病院向けに、アドバイスなどございますか?


アドバイスというより、コツになりますが、

開催日当日に職員が来ないというがもっとも避けたい事象でしたので、その対策として


● 院内周知(ポスターを作成し院内の掲示板に貼る)

● 事前に所属長や職員に声掛けをする

● 開催日当日は、医局や関連部署に足を運び、声掛けを行なう


ということを実施しました。


当日は思ったよりあっという間でした。職員とベンダーが画面越しではなく対面でお話しできたことでDXサービスを肌で感じることができましたし、何よりオンライン会議よりもコミュニケーションが取りやすかったです。また、ベンダー同士のコミュニケーションが生まれてたのは良かったなぁと思いました。


ベンダー同士の交流

ー この度はインタビューに応じていただき、ありがとうございました。


ありがとうございました。


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近江八幡市立総合医療センター の池田さんの話、いかがだったでしょうか。


サービス導入する際に、日中稼働している職員のみなさんを巻き込むのはとても大変です。

検討中のサービスを一気に横並びで検討するのは、実際にサービスを利用するみなさんにとって素晴らしい取り組みと考え、今回記事にしました。


最後に、企業側・ベンダー側のメリットについてもお伝えすると、

  • 実際に利用する方々の意見や業務に取り組む上での価値観を知ることができる

  • 多くの部署の方との会話を通じて、病院の雰囲気や文化を知ることができる

  • 患者さんの導線や利用する方の部署の部屋など、ハード面を把握できる

  • 同時導入の可能性があるサービス提供者同士で話をするため、後日連携しやすい

などがあげられます。


病院内でDXやプロジェクトを推進する方々の、お役に立てれば幸いです。


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