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- ETIC.の運営するウェブマガジン「DRIVE」にて、弊社代表の澤田がVHA最終報告会でプレゼンした様子が記事になりました
ETIC.の運営するウェブマガジン「DRIVE」にて、弊社代表の澤田がVHA最終報告会にてプレゼンした様子が記事になりました。ぜひ、ご覧ください。 世界の医療・ヘルスケア領域の課題に挑む“ビジョンハッカー”たちの社会変革をより戦略的に。伴走型支援「Vision Hacker Association 2022」最終報告会レポート https://drive.media/posts/36548
- できるところで最大限の効果を狙う。mini DXで突破していく | 病院リーダーシップインタビュー③ 同愛記念病院 西松副院長
患者説明を動画とメッセージで半自動化する「ポケさぽ」を提供するOPEReでは、ポケさぽの導入事例に加えて、病院運営に役立つノウハウの発信を行なっています。 「病院リーダーシップインタビュー」では、ポケさぽをご導入いただいた医療機関の経営層の皆さんに意思決定・組織運営にまつわる話を伺っていきます。 今回は、同愛記念病院の副院長であり、システム委員会委員長の西松先生に話を伺いました。 インタビューに答えてくれた方 ● 社会福祉法人 同愛記念病院財団 同愛記念病院 ● http://www.doai.jp/ ● 副院長 兼 システム委員会委員長 西松 寛明 様 ー この度はインタビューのお時間をいただきまして、ありがとうございます。同愛記念病院では、ポケさぽの利活用が大変進んでいます。今日はその裏側を伺いたいと思います。 よろしくお願いします。と言っても、うちは保守的な病院ですよ。 ー ポケさぽの利活用を見ていると、まったく保守的にはお見受けできず…。では、さっそくですが、ポケさぽについての最初の印象を教えていただけますか? 経営戦略室の方から「ポケさぽというツールがありまして、意外に良く出来ているので、見てください」と言われたことがきっかけです。 実際に内容を聞いてまず感じたことは、LINEを使っているのが良いと思いました。 患者さんにとっても身近なものですし、非常に使いやすいだろうな、と。 実際、私の母も、他のアプリは使えなくてもLINEは使えます。 なので、高齢者の患者さんにも、利用を促せると感じました。 ー とても嬉しいお言葉をありがとうございます。決裁の際は、どんなコミュニケーションがなされたのでしょうか? 事務長も前向きで、看護部からの反対意見もなく、院長決裁が最大の関門ですが、ポケさぽについては、非常にスムーズでした。 その背景として、2022年に新棟を開設する中で「患者サポートセンター」を立ち上げるという計画がありました。 その計画にうまく組み込むことが可能だったので、タイミングがとても良かったのだと思います。 ー 前向きに導入の意思決定が行われたように感じますが、ネガティブな意見などありませんでしたか? 院内では特に反対意見はなかったですが、運用が始まるまで、不安な点もありました。 ポケさぽでは、患者さんからメッセージを受け取ることができますが、どういう質問が来るか予想がつかず戦々恐々としていました。 でも、今となっては、いらぬ心配だったなと思います。 導入事例より同愛記念病院の患者サポートセンターのスタッフのコメントを抜粋 患者さんの問い合わせにメッセージで対応できるのも、よい点だと思っています。スマートフォンの時代、患者さんによっては電話することのハードルが高い方もいらっしゃいます。メッセージはお互いの好きな時間にやりとりができるので、コミュニケーションのハードルが下がった実感があります。 実際に受けた質問の例をあげると、部屋の希望や入院前PCR検査の質問がありました。 (患者さんから絵文字のメッセージが嬉しかった。デジタル化と患者満足を両立する患者サポートセンター | ポケさぽ導入事例 同愛記念病院 様) ー 実際に利用されている患者さんからの声などありますか? ご家族の方が登録できる点がとても好評です。 動画や説明資料を見てわからない部分を、家族間で聞き合ったりする方もいるようです。 先にも話しましたが、LINEを使っているので、そのままLINEで家族に、意味を聞いたり質問したりする患者さんもいるようです。 ー トピックを西松先生の役割に移させていただきますが、西松先生が委員長をされているシステム委員会では、どのようなお仕事をされていますでしょうか? システム委員会としては、電子カルテの話が中心です。 電子カルテの使い勝手やシステム改修の話がメインです。 ただ、内向きのシステムの話ばかりをしているわけではなく、外向きとして東京都総合医療ネットワーク主催の講演会に参加したり、地域医療連携システムの使用範囲を拡大できるよう交渉しに、東京都医師会に足を運んだりもしています。 ー 西松先生は、DXにとても前向きにお見受けしますが、ポケさぽ以外にどのようなプロジェクトを進められたのでしょうか。 DXに関してお伝えすると、新型コロナウイルスをきっかけにウェブ会議がとても活発になりました。 墨田区の保健所長さんがリーダーシップを発揮されて、墨田区の全病院が一堂に会した定期的なウェブ会議を続けています。 例えばサル痘の話を聞きたいと思えば、専門の先生にウェブ会議に参加いただき、講演会を開催することができます。 移動の時間や手段を考慮する必要がなくなり、働き方が大きく変化したと実感しています。 ー インタビューのはじめに、「保守的」とおっしゃられてましたが、その風土でもDXを進めるコツなどございますか? 保守的な風土だと、まず聞かれるのが費用対効果です。 費用対効果を示すには、費用対効果を示せる場所で進める。 できるところで最大限の効果を得られるように、mini DX で突破していくしかない、と考えています。 ー 同愛記念病院のDXを推し進める西松先生のモチベーションを教えていただけますか? 自分ができる範囲で、やりたいこと、思ったことが実現していくのは嬉しいですし、それが、患者さんのためになっていくことがモチベーションです。 大きな目標を掲げるというより、目の前のことをひとつひとつ進めています。 ー 同愛記念病院として、今後どのようなDXを行なっていきたいですか? 先ほどのウェブ会議の延長線として、まずは、患者さん向けの市民公開講座なども、オンライン化したいです。情報へのアクセスを容易にしながら、プライバシーも担保でき、アーカイブ配信も行えば、患者さんにとっての利便性は向上すると考えています。 ー 今日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
- 自治体総合フェア2023 出展のお知らせ
株式会社OPEReは、2023年5月17日〜19日 東京ビッグサイト西3ホールにて開催される「第27回自治体総合フェア2023」に出展します。 弊社出展場所は、西3ホールの「Let's 田園都市」コーナーです。 オンラインブースにも出展中です。 来場者登録をご登録いただければ、ご覧いただけます。 公立病院のご担当者様、公立病院の皆様とお会いできるのを楽しみにしています。 ▽第27回自治体総合フェア2023 ウェブサイト https://www.noma-lgf.com/
- みんなに語りかける機会をつくる | 病院リーダーシップインタビュー② 菊名記念病院 村田院長
患者説明を動画とメッセージで半自動化する「ポケさぽ」を提供するOPEReでは、ポケさぽの導入事例に加えて、病院運営に役立つノウハウの発信を行なっています。 「病院リーダーシップインタビュー」では、ポケさぽをご導入いただいた医療機関の経営層の皆さんに意思決定・組織運営にまつわる話を伺っていきます。 今回の記事では、前回の菊名記念病院赤間看護部長に続き、村田院長のお話をお届けします。 前回をご覧になられてない方は、ぜひ前編も合わせてどうぞ。 病院DXで重要なのは、小さく始めること | 病院リーダーシップインタビュー① 菊名記念病院 赤間看護部長 インタビューに答えてくれた方 医療法人 五星会 菊名記念病院 https://kmh.or.jp/ 院長 村田 升 様 ― この度は、インタビューを受けていただき、ありがとうございます。お話を伺いたいと思ったきっかけは、貴院での「ポケさぽ」の導入意思決定の早さです。「ポケさぽ」を導入した際の、経営層の話の経緯を教えていただけますか? 「ポケさぽ」が関わる入院案内の領域以外にも、常日頃から業務改善については、考えを巡らせていました。課題としてあがってくるのは、すべて「病院」の課題として捉えていました。 その課題の一つに対して、たまたま「ポケさぽ」が入院案内における課題を解決できそうだったので、御社に乗ってしまおうと思ったわけです。 ― 入院案内の領域以外にも、とおっしゃいますと…? 同時期に、電子カルテを医療スタッフが院外から閲覧できる仕組みを作れないかを検討していました。そのプロジェクトの方向性が見えたころに、「ポケさぽ」の話も来たので、業務改善するなら色んな所をやっていかないとなぁ、と。 私たちの病院の「業務改善」の波が来ていたタイミングだった、という感じです。 同時にコロナ禍で、病院としても「DXしていかないと」という機運もありました。 ― 業務改善・DX化を行おうと思われた理由はございますか? 理由は、2つありまして、「職員のストレスを減らしたい」ということと、「患者さんの安全を担保したい」ということです。 先程の電子カルテを院外から閲覧できる取り組みを例に説明すると、 電子カルテを院外から見られないと、夜中に看護師が担当医に電話で確認するか、当直医がその場で判断するかのなってしまいますが、どちらの選択肢も、職員へのストレスは少なからずかかります。 さらに情報伝達を電話で行なうと、ストレスとともに、安全を担保するハードルもあがります。 そういった背景から、病院の至るところを業務改善・DX化していかないと考え、取り組みを進めています。 ― 「ポケさぽ」は患者さんとのコミュニケーションを行なう手段として、私たちはサービス提供させていただいていますが、村田院長が感じる病院と患者のコミュニケーションの課題などございますか? 課題というわけではないですが、いま医療に求められるなら「説明」です。 なにをするにも、まずは説明です。その説明をするのにも書類が必要で、書類があれば書類の説明自体も必要になる、というのが現状です。 どこかのタイミングで「機械」を使って説明しないといけないとは思っていたので、それをやっているのが「ポケさぽ」だなぁーとは感じています。 ― いずれは機械を使って説明していかないと、と思ったきっかけはございますか? わたしはもともと外科医でした。外科医として手術を行なう場合、患者さんやご家族にいろいろ説明をしてきました。説明をする際、まずは病気の説明からします。 病気の説明を、言葉だけで伝えるのは難しいです。書類やパンフレットを使う手段もありますが、どうしても説明に時間を要してしまいます。 そこで私自身は、自分でスライドを作って患者さんやご家族に、病気や術式、術後の様子や合併症について説明をしていました。 それを応用できないかと考えていましたが、スライドは一方通行のコミュニケーションだなと感じることもありました。 そのあたり、「ポケさぽ」は、動画を繰り返し見ることができて、場合によっては質問できるので、時代とともに進歩しているなと思っています。 ― 病院の説明のエピソードからわかるように村田院長はとてもコミュニケーションを意識されていると思います。その影響か、病院全体がハツラツとしているようにお見受けしますが、コツなどございますか? みんなに語りかける機会を多く作りたいと思っています。 その例として、わたしが院長になってから、所属長向けに朝礼を始めました。 朝礼の中で医療制度の話や近隣の医療機関の話などをしているのですが、そのうちのいくつかの話は所属長からスタッフに伝わっていると感じます。 ― 情報の開示に意識されていることはありますか? コミュニケーションとして、上から目線にならないようにしています。 医療業界の特徴として、スタッフが資格職・専門職であるゆえに、病院への帰属意識は薄くなりがちです。その場合、トップダウンでコミュニケーションをしても、病院としては良いことが少ないといいますか。スタッフ自身に、能動的に動いてほしいという意味も込めて、上から目線にならないよう意識しています。 病院としては、LINE WORKSを導入してコミュニケーションの透明性を向上させようとしていますが、私自身はSNSなどが苦手な(好きで無い)ので、直接朝礼や会議の場で語りかけるようにしています。 もう1点、心がけていることとして、病院のスタッフのうち、半分が看護師さんであることです。院長としてというより、医師としてですが、看護師さんは特別な存在です。医療現場において常に一緒にいて、密接度が高い職種です。 院長として、看護師の師長さんや主任さんたちと話をして、一緒にうまく仕事ができるように工夫を重ねています。 スタッフと仲良く仕事をやるのは基本なので、その延長で仕事をしている感じです。 ― 菊名記念病院といえば、今年2023年6月に、日本医療マネジメント学会の事務局をされているかと存じます。村田院長も関わってらっしゃいますか? もともと菊名記念病院の理事長が日本医療マネジメント学会に関わっていて、その関係でわたしも手伝うにようになりました。 https://site2.convention.co.jp/jhm2023/ マネジメントという名のつく学会だけあって、いろんな病院のマネジメントについて勉強できるのは良いことですね。 実際にやっている方々の話を聞くと、自分自身のことも考えざるを得なくなりますね。 今年の学会は、「コロナ総括 新たな感染症への処方箋 ~日本の医療はどう対処したか~」という特別シンポジウムがあります。 事前にわたしは登壇される方の多くと話をしましたが、本当に期待できるシンポジウムです。実際にコロナ禍で人を動かしていた人たちなので、マネジメントという視点でとてもおもしろい話が聞けるのでは、と思っています。 https://site2.convention.co.jp/jhm2023/program/ ― 最後に質問です。病院のDXにおいて、リーダーに必須なことは何でしょうか。 DXがなんなのかをまずは理解しないといけないです。そのために、自分で理解するための勉強は必要です。 同時に導入にはお金もかかるので、投資対効果も考えながら進めないといけません。 菊名記念病院に関しては、病院の規模として全職員600人ほどですので、コミュニケーションが取りやすい・やりやすいというのはあります。 その組織の規模にあったマネジメントがあるので、それを探っていくことも重要だと思います。 ― 今日はいろんなエピソードを交えながらお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。 --- 菊名記念病院の村田院長のお話、いかがだったでしょうか。 病院で働くひとりの仕事人として、コミュニケーションの基本に忠実でありながら、ご自身の鍛錬を欠かさない姿勢にとても感銘を受けました。 「病院リーダーシップインタビュー」では、ポケさぽをご導入いただいた医療機関の経営層の皆さんに意思決定・組織運営にまつわる話を伺っていきます。 次回もお楽しみにしてください。
- 入院前の患者情報取得による業務効率化および患者の医療体験向上に関する実証実験を川崎幸病院にて開始
2023年4月21日 株式会社OPERe セイコーエプソン株式会社 株式会社OPERe(東京都港区、代表取締役 澤田優香、読み方 オペリ、以下 OPERe)と、セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市、代表取締役社長 小川恭範、以下 エプソン)は、患者の入院手続きをサポートし、電子カルテの既存システムを生かしたまま業務負担の軽減を図る新たな病院向けDXサービスに関する実証実験を、社会医療法人財団石心会 川崎幸病院(神奈川県 川崎市、院長 山本普、以下 川崎幸病院 )にて、6月より開始します。 ▽プレスリリースはこちらから https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000118047.html ▽メディア掲載 日経新聞 2023年4月21日 電子版 「オペリ、スマホ問診と電子カルテ連携 エプソンと協業」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC124YD0S3A410C2000000/ 日刊工業新聞 2023年4月25日11面「セイコーエプソンなど、病院向けDXサービス実証 入院前の患者情報、重複記載防ぐ」 電子版 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00670896 DIGITALIST powered by Sansan 2023年4月25日「エプソンとOPEReが病院向けDXサービスの実証実験を開始 患者の入院手続きをサポートし、医療業務の負担を軽減」 https://digitalist-web.jp/trends/news-products/UAKfe 日経産業新聞 2023年4月26日16面「オペリ、スマホと電子カルテ連携」 日経MJ 2023年5月1日 2面「スマホで問診、電子カルテ登録」
- [メディア掲載] 読売新聞の「東大によるベンチャー育成特集」記事にてOPEReが紹介されました
2023年4月18日(火)の読売新聞朝刊16面の東京大学のベンチャー育成特集の中で、弊社OPEReを紹介いただきました。 読売新聞オンラインの読者会員の方は、以下からもご覧いただけます。 https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/feature/20230417-OYT8T50204/
- 4月20〜23日 日本医学会総会「スマートな働き方企画展示」に出展します
株式会社OPEReは、第31回日本医学会総会 2023東京 の学術展示のひとつ「スマートな働き方企画展示」に出展します。 「スマートな働き方企画展示」は、事前申し込み不要で一般参加可能です。 会期中に、東京駅・有楽町駅に御用のある方は、ぜひ立ち寄りください。 会期:2023年4月20日(木) 〜 4月23日(日) 会場:東京国際フォーラムホールE 対象:総会登録者(医療従事者、学生、医療情報担当者)、一般市民 弊社が出展するサービス:ポケさぽ( https://www.opere.jp/poke-sup ) 日本医学会総会とは 日本医学会総会は、1902年(明治35年)上野の東京音楽学校において「第1回日本聯合医学会」を傘下の16学会の集いとして開催以来、4年毎に開催されてきた伝統ある学術集会です。 現在、日本医学会に加盟している学会は基礎部門14学会、社会部門19学会、臨床部門105学会、計138学会。 第31回日本医学会総会では、ポストコロナと少子超高齢社会という状況を踏まえ、多くの医療関係者が学術集会や学術展示を通じて、医学・医療の最先端を学ぶとともにその全体像を俯瞰し豊かな人生100年時代を目指す医療について考える機会を提供したいという趣旨のもと、「ビッグデータが拓く未来の医学と医療~豊かな人生100年時代を求めて~」のメインテーマに開催します。 (参照:第31回日本医学会総会 2023東京 会頭挨拶 https://isoukai2023.jp/greeting/index.html ) 第31回日本医学会総会 2023東京 概要 メインテーマ ビッグデータが拓く未来の医学と医療 〜豊かな人生100年時代を求めて〜 会期・会場 東京駅・有楽町駅一帯 学術集会 2023年4月21日(金)〜23日(日) 東京国際フォーラム、JPタワー ホール&カンファレンス、 東京商工会議所、ステーションコンファレンス東京 学術展示 2023年4月20日(木)〜23日(日) 東京国際フォーラム 博覧会 2023年4月15日(土)〜23日(日) 東京国際フォーラム、東京丸の内・有楽町エリア OPEReが出展する「スマートな働き方企画展示」とは 日本医学会総会は、基本的には医療従事者向けの学会ですが、 「スマートな働き方企画展示」は一般の方も入場可能な展示会です。 テーマは 働き方改革 テレワーク支援 家事支援 保育支援 宅食 オンライン診療 男女共同参画 ダイバーシティ を掲げています。 会期は、2023年4月20日(木) 〜 4月23日(日) 会場は、東京国際フォーラム地下2階ホールE ブースM です。 最後に 繰り返しになりますが、会期の2023年4月20日(木)〜4月23日(日)に、東京駅・有楽町駅へお出かけの御用がある方は、ぜひ立ち寄っていただけると嬉しいです。 医療機関にお勤めの方には、ポケさぽ導入病院の動画の一部をQRコードにて配布しています。 お越しの際は、弊社スタッフまで、お気軽にお声掛けください。
- 順天堂大学医学部附属浦安病院 様にて、ポケさぽの運用がスタートしました
順天堂大学医学部附属浦安病院 様にて、ポケさぽの運用がスタートしました。 運用開始に際して、順天堂大学医学部附属浦安病院 様のウェブサイトにお知らせをご掲載いただきました。 タイトル:「LINEを利用した通知・動画によるご案内サービス「ポケさぽ」の導入について」 URL:https://www.hosp-urayasu.juntendo.ac.jp/news/detail.php?id=12844 入院が決まった患者さんに、入院までの準備や手続き、入院中の生活に関する情報をお届けします。 ポケさぽに関するお問い合わせは、ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
- 病院DXで重要なのは、小さく始めること | 病院リーダーシップインタビュー① 菊名記念病院 赤間看護部長
はじめに 患者説明を動画とメッセージで半自動化する「ポケさぽ」を提供するOPEReでは、ポケさぽの導入事例に加えて、病院運営に役立つノウハウの発信を行なっています。 この度、「病院リーダーシップインタビュー」という連載を始めます。ポケさぽをご導入いただいた医療機関の経営層の皆さんに意思決定・組織運営にまつわる話を伺う記事です。 その第1弾として、インタビューにお答えいただきたのは、菊名記念病院様です。前編・後編に分けて記事にしました。前編は赤間看護部長、後編は村田院長のお話をお届けします。 --- インタビューに答えてくれた方 医療法人 五星会 菊名記念病院 https://kmh.or.jp/ 看護部長 赤間 仁見 様 ― この度は、インタビューを受けていただき、ありがとうございます。お話を伺いたいと思ったきっかけは、貴院での「ポケさぽ」の導入意思決定の早さです。「ポケさぽ」を導入した際の、経営層の話の経緯を教えていただけますか? OPERe代表の澤田さんから、院長、事務長、わたし(看護部長)へ話をしにいらして、話を聞いたときに、現場の効率性や簡便化を考えるとやらない理由がなかったと記憶しています。 また、ポケさぽのようなシステムを導入する際に大事にしているのは、「スピード感」です。 当時を振り返ると、入院サポートの領域においては、コロナ禍で業務が急増しました。面会制限によってお荷物をお預かりするという業務を例にとっても。 ― システム導入・DXについてに関する意思決定において、大事にされていることはありますか? 大事にしていることは3つあります。「スピード感」と「業務の対象」と「導入の始め方」です。 いまの時代、半年後には状況が変わってしまうことも想定しています。だからこそ、先程申し上げた「スピード感」は意識しています。 加えて、大事にしているのは、業務の対象です。システム導入およびDXに関する業務の対象を、「コロナ禍で業務が変わったところ」「ポストコロナとして、これから変わるところ」を中心に考えています。 業務対象を明確にしても、院内はいろいろ煩雑なものもありますので、小さく入れることも意識しています。 対象範囲が広く大きくなると、検討だけに数ヶ月時間を使ってしまいます。 小さく始めて、その後に、横展開するか深堀りするかを決めていけばいいと考えています。 ― 3つ目の「小さく始める」ことについて、もう少し詳しくお聞かせいただけますか? DX前の業務改善においては、改善された業務を「だれがやるか」というヒトの話をセットで考える必要が常にありました。 ただ、業務改善においては、「誰がやるか」より「何をやるのか」が重要です。何をやるのかをセグメントに分けて捉え、セグメントのいくつかを置き換えられるものはなにかをいつも考えています。 今回の「ポケさぽ」導入についても、入院説明のセグメントがイメージできたので、いくつかのセグメントをポケさぽに置き換えて、小さく始めました。 ― システム導入のお手本のような進め方ですが、セグメントにわけて小さく始めるようになったエピソードなどございますか? 当院では、看護補助者の採用に苦労していた時期があります。 看護補助者の採用課題を整理してみると、実際の業務の中で、介護などの直接のケアに不安を覚えていることが課題の原因でした。 そこで、間接ケアという「リネンを持ってくる」「洗濯物を出す」「お薬をもってくる」「患者さん用のお茶を準備する」といった患者さんに直接かかわらない業務を切り出すことにしました。 直接ケアを行なう人は、病棟から離れない。間接ケアを行なう看護補助者は病棟から離れて業務をすることがあると定義して、その職種名をクリーンメイトとしました。 クリーンメイトとして募集をかけると採用の問題は解決しました。 名前を新たに採用する際、クリーンメイトの業務に対する疑念を抱くスタッフもいましたが、いまはクリーンメイトが看護師の多重業務の解決の一助になっていて、欠かせない存在になっています。 このような成功体験が当院の中では蓄積されて、セグメントに分けて考えられるようになってきています。 ― 組織風土として、セグメントに分ける考えがあるのですね。組織風土の話題で伺いたいのが、貴院の実行力です。ポケさぽの導入においても、意思決定後から現場の運用開始までがとてもスムーズでした。意思決定後の実行においては、なにか意識されていることはありますか? 今回のポケさぽ導入については、副看護部長の長谷川に実行の部分を任せました。長谷川副看護部長はコンフリクトを起こさず業務を推進できる方なので、逆にその前段階をであるヒト・モノ・カネの整理に、わたしは注力しました。 実際に今回の導入においても、長谷川副看護長は、周りに声をかけて協力を得ながら前に進めてくれました。 長谷川副看護長 ― 最後に、業務改善・DXに苦労されている病院管理者の中で、一歩踏み出せないと方もいらっしゃると思います。そんな方へアドバイスなどございますか? 一歩踏み出せないと感じるときは、改善のテーマを大きく捉えすぎているのではないでしょうか。 先程話したとおりですが、対象範囲を小さくして考えるというのは、ひとつのコツです。 また、業務改善を小さく捉えてもうまくいかないときは、改善によって業務が増えてしまうときです。 みなさんの中で業務上大切なことはわかっていると思います。 そこで2つ目のコツとして、大切なことは残しつつも、そうでないことはいっそのことやめてしまうことです。 やめるのには勇気が必要ですが、業務を減らしたり・やめたりすれば、周りも協力的になり改善を前に進めることができます。 ― 業務を減らしたり・やめたりする例をひとつ、教えていただけますか。 先程の、看護補助者の業務の中で、間接ケア業務に特化したクリーンメイトの話がひとつあります。 病棟では、看護補助者が2名体制で、患者さんにお茶を配膳していました。その場でとろみなどを考慮しながら、温かいお茶を配っていました。 ここで大切なのは、お茶の「温かさ」でしょうか、「患者さんにあったとろみ」でしょうか。 実際に配膳しても患者さんがお茶を飲まれるタイミングはまちまちです。つまり温かいお茶を提供しても、温かいまま飲まれるとは限らないのです。 そこでお茶の準備を、 マラソンの給水所のように、お茶を準備する業務 用意されたお茶を配膳する業務 の2つにわけました。 つまりお茶を準備する中で、「患者さんにあったとろみ」を大切なものとして残し、温かさの優先順位を下げました。 勇気がいる改善ではありますが、このような形で、菊名記念病院では業務改善を進めています。 ― 具体的なエピソード、とても勉強になります。今日は、業務改善の考え方について、いろんなエピソードを交えながらお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。 --- 菊名記念病院の赤間看護部長のお話、いかがだったでしょうか。 導入意思決定の早さの裏には、深い考え方やエピソードがあり、弊社としても大変勉強になりました。 次回は、後編として菊名記念病院の村田院長へのインタビューを掲載予定です。
- 病院経営におけるフィッシュボーンチャートの活用法〜PFM改善のための課題整理〜 | PFMノート③
こんにちは、オペリブログにアクセスいただき、ありがとうございます。 OPEReのコサコです。 オペリブログでは、医療機関の組織運営や業務改善にまつわるトピックを発信していきます。 過去2回、病院経営改善のひとつの手段としてPatinet Flow Management(以下、PFM)を取り上げてきました。 入院案内のその先へ PFMセンターのメリットと具体例 | PFMノート① 一度は読むべき「入院案内・PFM」に関する8つの記事 | PFMノート② 今回は、PFMノート③として「病院経営におけるフィッシュボーンチャートの活用法〜PFM改善のための課題整理〜」をお送りします。 --- 病院でのプロジェクト管理における課題整理 病院では多種多様のプロジェクトがあります。プロジェクトの序盤では以下の手法で課題を整理することが多いのではないでしょうか。 フローチャート ロジックツリー 2×2のマトリックス 筆者作成 実際に、私自身も病院での勤務経験の中で、運用上の課題を整理したり収益改善のための提案をおこなったりする際に、このような整理手法を使っていました。 課題整理手法:フィッシュボーンチャート フローチャート、ロジックツリー、2×2のマトリックスの他にも、課題を整理する手法はございますが、今回のブログでは、フィッシュボーンチャートについてご説明します。 フィッシュボーンチャートとは、「現在の結果」(特性)がどのような要因で発生したのかを図式化したもの。魚の骨に似た形なので、フィッシュボーンと呼ばれます。特性と要因をまとめたものなので、「特性要因図」とも。 (中略) 工場の技術者から上がった「問題に対して原因が多すぎ、整理できない」という声に応えて誕生したのだそう。 (武山和正、“フィッシュボーンチャートとは? 初心者でも3ステップで完成!”) 図としてイメージしやすいように、以下の『特性要因図「入院オリエンテーションが終わらない」』をご紹介します。 株式会社麻生が有する飯塚病院の、待ち時間を改善した書籍「カイゼン型病院経営: 待ち時間ゼロへの挑戦(麻生泰 著)」の中で、入院オリエンテーションの待ち時間改善事例の図としてフィッシュボーンチャートが使われていました。 --引用-- 引用元:麻生 泰, "カイゼン型病院経営: 待ち時間ゼロへの挑戦", p.77, 図II-4 特性要因図「入院オリエンテーションがスムーズに終わらない」 ---- PFM改善に、フィッシュボーンチャートを活用する理由 PFMについての復習 Patinet Flow Management(以下、PFM)は病院経営改善の手段のひとつで、以下の図で示す「医療機関の入り口(外来での初診)から出口(術後の退院など)」までを管理して、病院経営を向上させる考え方です。 入退院に関する業務を横断的に管理することで、予定入院患者の課題を事前に把握し早期介入するとともに、医療機関の病床稼働を最適かつ効率的に運用できるようになります。 PFM改善の難しさ PFMを司る部署であるPFMセンター(患者支援センター、入退院支援センター、患者サポートセンターなど)は、多くの場合、入院案内をPFM介入のポイントとして設置されています。 入院案内を中心に考えたとしても、PFMを行なうのは一筋縄では行きません。 理由は以下があげられます。 全体効率を図ろうとすると前方連携から後方連携まで関係者が多すぎてしまう 関係者が多い場合、組織の指示命令がスムーズに行かない* PFMに関わる部署は、患者対面業務も多く、横断的なプロジェクトマネジメントをする人的・時間的余裕がない 物理的な運用変更、書類の運用変更など、時間的コストも多く発生してしまう * 病院の組織構造については、「委員会が変われば、病院が変わる」をご参照ください。 フィッシュボーンチャートを活用する理由 PFMは、医療機関の入り口(外来での初診)から出口(術後の退院など)までを管理しているがゆえに、改善の対象範囲が広いのが特徴です。 PFMを向上させるために、目の前の課題を解決したくなることがあるとは思います。ただ目の前の課題は全体のどこに位置し、課題の要因はどこにあるのかを特定しない限り、課題を解決したとしても時間をかけてその課題が再発する恐れがあります。 PFMを改善する初手として「フィッシュボーンチャートを使って整理して、インパクトの大きい要因を特定する」ステップを踏んでいれば、関係者の合意形成や実行のスピード・優先順位をよりよいものにできると考え、今回ブログでご紹介しました。 まとめ 今回のブログでは、PFMノート③として「病院経営におけるフィッシュボーンチャートの活用法〜PFM改善のための課題整理〜」をご紹介しました。 多くの部署を巻き込んだ形でPFMを行う場合、少し全員で全体感を整理した後に改善策を実行していけば、効果が出やすく、組織を良いサイクルに導くでしょう。 みなさんの委員会や改善活動のヒントになれば幸いです。 参考文献 Study Hacker 学び続けるビジネスパーソンへ, 「フィッシュボーンチャートとは? 初心者でも3ステップで完成!」, https://studyhacker.net/fishbone-diagram (2023.03.16) 麻生泰(2015, 3)「カイゼン型病院経営: 待ち時間ゼロへの挑戦」, 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版). p. 77 図II-4 特性要因図「入院オリエンテーションがスムーズに終わらない」
- 東大IPCの起業支援プログラム、第8回「1stRound」支援先に採択
2023年3月15日 株式会社OPERe 株式会社OPERe(東京都港区、代表取締役CEO 澤田優香、読み方 オペリ、以下 OPERe)は、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下、「東大IPC」)が実施する国内最大規模を誇る複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」の第8回支援先として採択されました。 OPEReは、このニーズに対して入院案内、産科案内、検査案内における患者説明を動画やメッセージを用いて患者のスマートフォンに届ける「ポケさぽ」を提供しています。患者説明を半自動化することで、現場の効率化推進と患者の満足度向上の実現を目指します。 今後は紙、アプリ、お薬手帳等 様々な媒体に存在する「患者情報」の収集にも事業を展開していく予定です。「1stRound」による資金支援、事業連携、各専門家によるサポート等の多面的な支援を通じ、病院への提供価値および患者体験の向上を目指します。 ▽プレスリリースはこちらから https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000118047.html
- OPEReが、マイクロソフト社のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されました
2023年3月8日 株式会社OPERe 患者説明を動画とメッセージで半自動化する「ポケさぽ」を提供する株式会社OPERe(読み方 オペリ、代表取締役 CEO:澤田 優香、以下OPERe)は、Microsoft Corporation(本社:米国ワシントン州、以下「マイクロソフト社」)が提供する、スタートアップ企業向けプログラムである「Microsoft for Startups」に採択されました。 OPEReの提供する「ポケさぽ」は、マイクロソフト社の提供するAzure上でサービスを提供していますが、Microsoft for Startups採択によるテクニカルサポートやメンター制度を活用して、さらなる事業展開・セキュリティ向上に努めてまいります。 ■Microsoft for Startupsとは 世界140カ国以上で展開されているマイクロソフト社が提供する新しい顧客やチャネルパートナーとスタートアップを結び付け、グローバルなエコシステムを作り上げることを目的としたスタートアップ支援プログラムです。 当プログラムに採択されたスタートアップ企業は、Azureをはじめとするテクノロジーのサポートに加え、同社のパートナーネットワークを活用した、事業拡大に適した専用のリソースが提供されます。 Microsoft for Startups概要 https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/startups/default.aspx ■株式会社OPERe 会社概要 株式会社OPERe 所在地:〒107-0062 東京都港区南青山7-3-6 南青山HYビル 7F荒井倶楽部内 設立 :2020年6月 代表者:代表取締役 CEO 澤田優香 URL :https://www.opere.jp/ 株式会社OPERe(オペリ)は「医療現場のオペレーション刷新」をミッションとし、持続可能な病院運営を支援する企業です。患者説明を動画とメッセージで半自動化するサービス「ポケさぽ」を通して、医療機関へ業務効率化と患者満足度向上を目指しています。