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「」に対する検索結果が102件見つかりました

  • [メディア掲載] EPSONのDXイノベーションサイトに弊社CTO小川へのインタビュー記事が掲載されました

    セイコーエプソン株式会社様が運営する「DXイノベーション」サイトに、弊社Chief Technology Officer (CTO)の小川 博教のインタビューを掲載いただきました。 【記事URL】https://openinnovation.epson.com/topics/20230126/ 小川の、CTO就任の想いや今後の展望について語っています。

  • 院内展示会でDX推進 〜近江八幡市立医療センターの取り組み〜 | 病院管理職の仕事術③/病院DX⑤

    こんにちは、オペリブログにアクセスいただき、ありがとうございます。 オペリブログでは、医療機関の組織運営や業務改善にまつわるトピックを発信していきます。 今回は、「院内展示会でDX推進」というテーマで、近江八幡市立総合医療センター 総務課経営企画グループ兼DX推進室の池田 裕樹さんに、病院のDXを進めるうえで実行している「院内展示会」についてインタビューしました。 -------------- ー 弊社が近江八幡市立総合医療センターの院内展示会に参加させていただいたことをきっかけに、今回、インタビューをさせていただくことになりました。取材を受けていただき、ありがとうございます。 こちらこそ、ありがとうございます。 近江八幡市立総合医療センター 総務課経営企画グループ兼DX推進室の池田 と申します。 ー 本題の院内展示会に入る前に、 総務課経営企画グループやDX推進室では、日頃どんな仕事を行われているんでしょうか? 大きく4つの仕事をしています。 病院機能評価プロジェクトチームの事務局 広報誌・ウェブサイトの管理 経営分析(DPC分析、クリニカルパス作成など) DX推進 DX推進室では、月に1回の定例会議を実施しながら、DXに関するサービスの検討・導入を進めています。本年度はRPAを導入し、院内の多くの部署での活用を検討している最中です。 定例会議で多くのDXサービスを検討していく中で、院内の多くの方にデモを見てほしいという思いから「院内展示会」をはじめました。 ー 院内展示会は、今年から開始されたということでしょうか?その背景にはどんなものがあったのでしょうか? はい、2022年度に初めて実施した企画です。 院内展示会を企画した背景は、新型コロナウイルスです。 コロナ禍になり、オンライン会議が普及したことで、DXサービスの会社からオンラインでのデモンストレーションを受ける機会が増えました。 デモンストレーションには、役職者は都合をつけて参加できるものの、現場スタッフは業務が忙しくみんなが参加できない課題がありました。 ただ、サービス導入で重要なのは現場の方の意見です。 直接ベンダーの方に来てもらい1日デモンストレーションしてもらえれば、現場スタッフは業務の空き時間で自由に参加できますし、どうせなら複数の会社に来院いただき、学会の企業展示会のようにできないか、と考えたのがこの「院内展示会」でした。 ー 「重要なのは現場の方の意見です」というのは、ほんとそのとおりですね。実際、どのくらいの職員の方が、院内展示会に参加されたのですか? 開催したのは1日で、当日は50名以上の職員が参加しました。 提案をしてくださっている4社に関連する職員で、もともと業務を途中で抜けられず時間の調整が難しかった人たちが中心です。 ー 今後この記事をみて、「院内展示会を開催してみたい」と思う病院向けに、アドバイスなどございますか? アドバイスというより、コツになりますが、 開催日当日に職員が来ないというがもっとも避けたい事象でしたので、その対策として ● 院内周知(ポスターを作成し院内の掲示板に貼る) ● 事前に所属長や職員に声掛けをする ● 開催日当日は、医局や関連部署に足を運び、声掛けを行なう ということを実施しました。 当日は思ったよりあっという間でした。職員とベンダーが画面越しではなく対面でお話しできたことでDXサービスを肌で感じることができましたし、何よりオンライン会議よりもコミュニケーションが取りやすかったです。また、ベンダー同士のコミュニケーションが生まれてたのは良かったなぁと思いました。 ー この度はインタビューに応じていただき、ありがとうございました。 ありがとうございました。 -------------- 近江八幡市立総合医療センター の池田さんの話、いかがだったでしょうか。 サービス導入する際に、日中稼働している職員のみなさんを巻き込むのはとても大変です。 検討中のサービスを一気に横並びで検討するのは、実際にサービスを利用するみなさんにとって素晴らしい取り組みと考え、今回記事にしました。 最後に、企業側・ベンダー側のメリットについてもお伝えすると、 実際に利用する方々の意見や業務に取り組む上での価値観を知ることができる 多くの部署の方との会話を通じて、病院の雰囲気や文化を知ることができる 患者さんの導線や利用する方の部署の部屋など、ハード面を把握できる 同時導入の可能性があるサービス提供者同士で話をするため、後日連携しやすい などがあげられます。 病院内でDXやプロジェクトを推進する方々の、お役に立てれば幸いです。

  • ポケさぽの患者満足度を公開します

    2023年1月10日 株式会社OPERe 株式会社OPERe(読み方:オペリ、代表取締役 澤田 優香)が提供するサービス「ポケさぽ」をサービスリリースして、約1年が経過しました。 現在、ポケさぽは「業務改善」だけではなく「サービス改善」のために導入頂くことも多くなっています。そのため、医療機関と患者さんがより良い信頼関係が構築できるよう、サービス改善に向けた取り組みとして入院・通院する患者さんおよびご家族のみなさんに対し、アンケート調査を実施しています。 今回は、2022年12月にアンケートご回答いただいた105名の患者満足度(家族を含む)を公開します。 患者さんとご家族の満足度は、95.2% でした。 以下、アンケート内で、患者さんおよびご家族のみなさんからいただいた声です。 「空き時間を使って手軽に利用できる点がよかった」 「いつでも気になることを調べられる点が良かった」 「分からないことを質問したら回答を頂けて、とても便利だった」 「一覧で見やすく、必要な情報をすぐに探せた」 一方、以下のようなご意見も頂いています。 「音声再生のみなど、オーディオのように聞けるとより便利」 「持ち物リストに関しては、チェックリストアプリのようにしてもらえると管理しやすい」 アンケートにご回答いただいた皆さまには、改めて御礼申し上げます。 ありがとうございます。 「ポケさぽ」は医療機関と患者さんのデジタルコミュニケーションを担うサービスとして、医療機関側の業務負荷軽減・利便性向上はもちろんのこと、患者さんとご家族にも満足いただけるサービスを目指しています。 医療機関の皆様と、患者さんとご家族に対して更なる価値と感動を提供し続けるために、日々改善を重ねて参ります。 「ポケさぽ」や「導入事例」に関するお問い合わせはこちらから

  • [メディア掲載] 国際規格 ISO/IEC 27001を基準としたISMS認証を取得 | 導入事例としてSecureNavi に取材していただきました

    株式会社OPERe(オペリ)は、2022年10月に、国際規格 ISO/IEC 27001に基づいた情報セキュリティ体制を構築し、ISMS認証を取得しました。 取得に際して、ISMS構築・運用を効率化し誰でも簡単にISMS認証取得ができるクラウドサービス「SecureNavi」を利用しました。 この度、弊社のISMS認証の取得までのストーリーを、SecureNavi様の導入事例として取材していただきました。 SecureNavi様の導入事例 SecureNaviを活用しISMSの知見を蓄積しながら認証取得「サポートも充実していて本業に支障なくやりきれた」 弊社ホームページの最下部に、ISMS認証マークを掲載しています。 今後もセキュリティと向き合い、 ISMS認証等を活用しながら、顧客価値の向上と事業の成長に努めてまいります。

  • 委員会が変われば、病院が変わる| 病院管理職の仕事術②

    こんにちは、オペリブログにアクセスいただき、ありがとうございます。 オペリブログでは、医療機関の組織運営や業務改善にまつわるトピックを発信していきます。 今回は、組織としての病院を専門に研究されている、簗取 萌さんに、病院管理職が知っておくべき知識として、病院の意思決定の仕組みを解説いただきます。 --- こんにちは、簗取です。 私は、組織の観点から病院の意思決定の仕組みやマネジメントについて研究を行なっています。 病院で頻繁に起こる問題として、「物事が決まらない」「決めたはずのことがきちんと実行されない」といったことがあります。 今回は「病院における意思決定」について解説していきます。 なぜ病院では物事が決まらない?! 病院で勤務されておられる方々にとって、次のような場面に遭遇することが少なくないのではないでしょうか。 医療現場では様々な医療スタッフが協力しながら仕事を進めているが、病院全体のことを決めようとすると議論が全く進まない。 医療スタッフが病院全体に関わる議論に積極的に参加しようとしない。 病院全体で決めたはずのことがきちんと実行されない。 こうした状況は「自分勝手な医療スタッフ」や「仕事のできない事務スタッフ」のせいで生じるのではありません。むしろ、「病院」という組織の特性上生じやすい問題と言えます。 このような問題を回避するためには、病院の特性や意思決定の仕組みをきちんと理解することが重要です。 まず、病院の組織構造を簡単に見てみましょう。病院では、医師、看護師、薬剤師などの様々な医療専門職が勤務しており、それぞれが各領域に特化しながら専門的な業務に従事しています。図1は、病院の組織図を簡単に表したものです。病院によって組織の構成パターンは異なりますが、大きくは診療部、看護部、薬剤部や検査部などの診療支援部、事務部に分かれ、院長等の最高意思決定者(機関)の下にぶら下がります。このような組織構造は、一般企業で多くみられる事業部制組織に近いものです。 病院や企業などの組織では、この組織図のハコとハコをつなぐ線が指揮命令系統となり、全体の調整が行われます。通常はその経路に従って全体を効率的にコントロールすると想定されています。 ミニ解説:事業部制組織とは 事業部制組織(divisional organization)とは、事業部(division)を構成単位とする組織形態のことを意味します。事業部とは製品別、地域別、顧客別に関連職能を束ねた、独立性・自立性の高い部門を意味します。例えば、日本で初めて事業部制を導入したのは松下電器産業(現 パナソニック)です。創業者の松下幸之助は、所有する工場群を「ラジオ部門」「ランプ・乾電池部門」「配線器具・合成樹脂・電熱器部門」に分けて事業部門化しました。 しかし病院では各部門に大幅に権限が委譲されている場合が多く、組織の上層部が各部門の情報を吸い上げたり、各部門の専門性の高い情報を理解したりすることが難しい状況があります。また独立性の高い各部門では、お互いに干渉しないという状況もあります。図2は、ある病院の診療科間の医師の様子の例です。部門間が分断しているような状況を「たこつぼ化」とよぶことがあります。病院に勤務経験がある人であれば、これに類似した場面に遭遇することもあったと思います。 この会議、意味あるのだろうか... 病院では命令系統に沿った調整や部門間の理解が不十分な状況にあるため、組織全体に関わる問題の解決は容易ではありません。そこで病院では委員会やプロジェクトを設置して、各部門の代表者の直接的な協議の場で問題解決を図ろうとしています。近年は患者ニーズが多様化・複雑化しているために、病院全体として対応しなければならないトピックスが多岐にわたります。ある総合病院では院内に70を超える委員会を設置しています。 では、実際の委員会はどんな様子なのでしょうか。私がこれまでに見てきた委員会では、「誰も発言しない」、「居眠りしている」、「そもそも出席しない」ことがしばしば起こっています。それらの委員会は、会議としては機能していません。その一方で、医療スタッフが職種を超えて活発に議論している病院も存在しています。 委員会が変われば、病院が変わる 病院での委員会が機能した例を紹介します。 病院全体で取り組むべき課題の1つに費用の適正化があります。医療機器や医療材料の高額化や消費税増税に伴い、病院の費用は年々増加傾向です。医療材料の適正な調達や管理の実現に向けて、多くの病院では医師などの医療スタッフから構成される委員会を設置しています。この委員会が実質的に機能するか否かが、病院全体のコスト意識や医療スタッフの行動に大きな影響を与えているのです。 ある病院の医療材料調達に関する委員会は、委員はコスト削減に向けた対策について全く議論せず、診療科医師が好き勝手に申請する高額な医療材料を全て承認していました。それに対して、別の病院の委員会では医師や看護師や臨床工学技士がそれぞれの知識を活かしながら医療材料のコスト削減のアイデアを積極的に共有し合い、実現可能性の高いコスト削減策を次々と決定していました。それらの対策はすぐに各部門に通達され、さらに実際の効果の検証まで行われていました。その様な委員会のプロセスの徹底により、「医療材料を無駄にしない」というコスト意識が各部門のスタッフに浸透していたのです。この2つの病院の例は、委員会の運営が病院全体の文化、意識、さらには経営にも大きな影響を与えることを示しています。 つまり、委員会が変われば、病院が変わる、と言えるでしょう。 まとめ 今回は「病院の意思決定」をテーマに、病院の特性や意思決定の仕組みについて記事を書きました。今回の記事のポイントは以下の3つです。 病院では部門間がたこつぼ化しており、病院全体として意思決定を行うことがそもそも難しい。 病院では、部門間の調整を図るために委員会やプロジェクトチームが活用されており、その重要性も高まっている。 委員会が実質的に機能するか否かが、病院全体の文化や医療スタッフの行動に大きな影響を与えている。 病院で勤務されている人たちにとって、委員会は副次的な業務で面倒くさいと思われていることも多いです。しかし、病院経営改善や医療の質の維持・向上にはそうしたヨコの連携が極めて重要です。この記事が、病院組織の特性や病院の意思決定の際に留意すべきことを理解する上で、お役に立てば幸いです。 参考文献 植草 徹也. BCG流病院経営戦略: DPC時代の医療機関経営. 2012. エルゼビアジャパン. 榊原 清則. 経営学入門. 日本経済新聞社. 2002. --筆者-- 簗取 萌 新潟医療福祉大学 医療経営管理学部 医療情報管理学科 助教 国立看護大学校看護学科卒業、一橋大学大学院商学研究科経営学修士コース修了(MBA)、一橋大学大学院商学研究科博士後期過程 単位取得後退学 ナショナルセンター集中治療室の看護師として勤務後、MBA取得し、病院経営コンサルティング会社にて大規模病院の手術室や看護部の業務改善プロジェクトに従事する。その後現職。

  • 「ポケさぽ」ページをリニューアル〜サービス拡大の背景とリニューアルへの想い〜

    2022年11月29日 株式会社OPERe 株式会社OPEReが提供する「ポケさぽ」の、製品ページをリニューアルしました。 リニューアルの背景 2022年1月にサービスリリースをした「ポケさぽ」。おかげさまで、製品ページからの問い合わせや医療機関様からのご紹介を通じて、多くの医療機関様へ「ポケさぽ」をご案内させていただいています。 多くの医療機関様との会話の中で、製品の活用方法が入院案内にとどまらなず、検査案内や産科案内へ活用範囲が広がったのきっかけに、この度「ポケさぽ」製品ページをリニューアルしました。 サービスの活用範囲の拡大 いままで「ポケさぽ」は入院案内にフォーカスしたサービスでしたが、 今回のリニューアルで、対象範囲を 入院案内 検査案内 産科案内 の3つに拡大しました。 活用範囲に合わせて事例を公開 入院案内、検査案内、産科案内それぞれに合わせて、導入医療機関様の事例を公開しました。 入院案内:同愛記念病院様の事例 検査案内:深瀬医院様の事例 産科案内:茨城西南医療センター病院様の事例 「外来業務をタスクシフト」に込めた想い 私たちは、医療機関の皆様が日々行っている「患者説明」について、「ポケさぽ」が補助的に行うことを通じ、皆様のタスクシフト・シェア先になれたらと想っています。 ポケさぽを、タスクシフト・シェア先としてご活用いただきたい背景として、 2019 年 4月1日の「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」があります。医師の時間外労働に関する上限規制が設けられ、2024年4月から法律が施行されます。 法律の施行により、医療機関におけるタスクシフト・シェアの取り組みは今後ますます推進されることが予想されます。その際のタスクシフト・シェアの調整は、人的資源が限られる以上、調整が難航することもあると考えています。 タスクシフト・タスクシェアの定義(日本看護協会) 「タスク・シフト/シェア」は「従来、ある職種が担っていた業務を他職種に移管すること又は他職種と共同化すること」 私たちは患者説明を半自動化する「ポケさぽ」が、皆さまの経営課題の1つを解決すると信じ、医療法・診療報酬・医療の質・サービスの質等を考慮しながら、日々システムとサポートの改良を積み重ねています。 経営課題を解決しようとしている皆さまに、より良いソリューションを届けられるように、導入から定着・課題解決まで、しっかりと支えられるように精進してまいります。 「ポケさぽ」製品ページ ぜひ、リニューアルしたポケさぽページをご覧ください。 参考文献 公益社団法人 日本看護協会 "看護の専門性の発揮に資するタスク・シフト/シェアに関するガイドライン及び活用ガイド" https://www.nurse.or.jp/nursing/shift_n_share/guideline/pdf/tns_guideline.pdf (2022.11.26)

  • 妊婦さんへのお知らせをメッセージでご案内し、助産師の事務的業務がスムーズに | ポケさぽ導入事例 茨城西南医療センター病院 様

    導入のポイント 茨城西南医療センター病院の産婦人科では、SNS時代に合わせて、InstagramやYouTubeを活用して、分娩件数増加にむけた集患活動を行なっています。 妊婦健診での説明は、ルーティンのものが多いことや、案内用紙をデジタル化することでペーパーレスも推進できることに注目し、ポケさぽを導入しました。 ポケさぽを用いて、妊婦さんへのお知らせをメッセージで配信。助産師の事務的業務がスムーズになりました。 お客様情報 茨城県厚生連 茨城西南医療センター病院 https://www.seinan-mch.or.jp/index.php 産婦人科医師 野口 里枝 先生 助産師 谷島 恵理子 様、髙橋 茜 様 ― 茨城西南医療センター病院での働きがいを教えてください。 茨城西南医療センター病院は、地域周産期母子医療センターとして、茨城県の県西地区の周産期医療を支えています。NICUの体制を整えていて35週以降のハイリスクの分娩を受け入れることができますが、多くの分娩はリスクのない分娩です。 この茨城西南医療センター病院での働きがいは、小児科のバックアップ体制がある中で、産科医療を提供できることです。 分娩時赤ちゃんに、もしものことがあっても、母児分離しないで一緒の病院にいられるため、お母さんや赤ちゃんを共にケア・サポートできるところが、当院の良いところです。 実際、友人にどの病院で出産するのがいいか訊かれることがありますが、きちんと当院を薦めることができます。 ― 貴院は、SNSの発信にも積極的ですが、その背景はなんでしょうか? 先程も申し上げましたが、地域周産期母子医療センターであるがゆえに、リスクのない分娩を受け入れてないのでは?という勘違いをされている妊婦さんもいらっしゃいます。 そこで、SNSを通して、リスクのない妊婦さんも受け入れていることを発信しています。 InstagramやYouTubeの発信は、助産師がチームに分かれて運用しています。SNSの運用を始めてから、外来などで「インスタで見たんですけど…」と話しかけられるようになりました。 ― ポケさぽ導入の経緯を教えてください。 妊婦健診では、お渡しする書類や説明する内容が妊娠週数ごとにあり、毎回その週数に必要な指導を行います。 子どもたちの学校や習い事のお手紙のペーパーレス化が参考になりました。学校のお手紙がペーパーレスになっているのなら、同じコミュニケーションを繰り返す妊婦健診もデジタル化できないのだろうか、と思っていました。 また、患者さんに説明する内容はこのコロナ禍で更に増加しました。ルーチンの業務は自動化し、限られた外来での時間は助産師本来の業務内容に使うことが求められています。 そんな背景もあって、ポケさぽを導入しました。 ― 実際に、ポケさぽの登録をどんな場面で促していますか? 分娩予定日が確定し妊娠届を渡すタイミングで、ポケさぽをご案内しています。つまり、初回妊婦健診のひとつ前の外来時にご案内しています。 妊婦健診は通常の外来とは違って、血圧・体重測定、尿検査など診察前に妊婦さん自身に行っていただくことがたくさんあるのが特徴です。分娩予定日が決まったときに、これからの妊婦健診について説明する内容が多く時間も必要とします。 ただ、どんなに丁寧に説明しても、妊婦さんにとっては情報量が多いので、その場ですべてを理解するのは難しいと思います。 ですので、初回の妊婦健診の診察前に、ポケさぽをご案内しています。動画やメッセージを用いて、妊婦健診のご案内をすることで、妊婦さんの理解度をあげられたらと思っています。 ― ポケさぽを導入して、実感したことはありますか? 実は、導入直後なのもあってか、今まで書類でお渡ししていたときと比べてわかりやすいのか、きちんと見てくれているのかはまだよくわからないのが正直なところです。 でも、ひとつあるとすると、分娩保証金など事務的な手続きがスムーズになりました。 コロナ禍となり対面での指導やケアなどができなくなりました。そのため健診中に妊婦さんがされた質問などに対し、ポケさぽを通しメッセージで送ったりと、新たなコミュニケーションツールとして活用できました。 ― ポケさぽの導入時に大変だったことや工夫したことはありますか? 新型コロナウイルスの流行真っ只中だったので、すべてオンラインでやりとりをして、導入を進めていくのはなかなか大変でした。 対面で話せばすぐ伝わることも、テキストで伝えるには考えないといけないことも多くて…。 工夫したことと言いますか、ポケさぽ導入を機に、何年も更新されてなかった資料を見直しました。 見直しをしてから、ポケさぽチームの皆さんにお渡しして、動画やPDFを作ってもらいました。 ― だから、私たち(ポケさぽチーム)が資料を受け取ったときは、かなり整理されている状態だったんですね! ありがとうございます。 ― 最後に、ポケさぽについて、コメントをいただけますか? 私たちも導入したばかりではありますが、ポケさぽにはこれからの機能改善に期待しています。 ただ、私がポケさぽの導入の過程ですごく嬉しかったのは、自分たちが一生懸命作った資料が、動画やPDFとして視覚的に見えたことです。 自分たちのオリジナルのものが、視覚的に表現されたのを見たときは本当に嬉しかったです。 ― お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

  • 1日1,000件のワクチン接種を行なう病院運営の裏側〜大切なのは、患者の流れを「一筆書き」にすること〜 | 導入事例 深瀬医院様

    導入のポイント ワクチン接種やPCR検査において、患者満足を保ちながら効率的な運用を実現するために、患者の流れを「一筆書き」にすることを意識。 業務改革の結果、1日200件までのワクチン接種上限が、1日1,000件まで上昇。 そのタイミングで、「ポケさぽ」を導入。ワクチン接種前に自宅で動画説明を見ていただくことで、来院時の滞在時間を最小限に。動画説明の結果、院内の迷子も防止。 事前に動画を閲覧した患者さんに、アンケート調査を実施。結果はとても満足している模様。 お客様情報 医療法人 鴻仁会 深瀬医院 15床(一般病床)、コロナ病床4床 http://www.fukase.or.jp/ 副院長 二木 克明 様、システムエンジニア 奥 亮介 様 ― 深瀬医院様における、二木副院長の役割について教えていただけますか? 深瀬医院には、1年前に着任しました。 私が深瀬医院に来た頃は、ワクチン関連の仕事の大部分をアナログでおこなっていて、職員も長時間まで残業するような状態が続いていました。 この1年間で、当院の念願であった業務オペレーションの合理化、院内のRPAシステムの構築、予約システム、ポケさぽなどを組み合わせて、患者満足を保ちながら効率的な運用を実現する仕事をしています。 横にいる奥が当院関連会社である株式会社パルスのリードエンジニアである高橋社長のもと、システムエンジニアとして私の企画を具現化してくれています。ほぼ毎日一緒に仕事していて、文字通りのパートナーです。 ― 二木副院長が着任されて多くの改革をされてきたようにお見受けしますが、どのような変化があったのでしょうか? 先ほど申し上げた残業についてですが、医事請求業務(自費診療)にRPAを用いることで、残業時間を圧縮することができました。 ワクチン接種についても、着任前は1日300件程度が上限でしたが、デジタル化やワクチン接種の流れの合理化を進め今では、1日1,000件まで実施できるようになりました。 おかげさまで多くの患者さんにご来院いただき、2022年末には、新型コロナワクチンは累計10万件を突破する予定で、PCR検査も累計6万6000件実施して、北海道屈指の件数を誇っています。 ― そんなに多くの患者さんがご来院されているのですね。その患者数に対応するコツがなにかあるのでしょうか? 運用を考える際は、患者さんの流れを「一筆書き」に描けることを意識しています。 深瀬医院は、スムーズな運用のために、2日後には壁がなくなっていることもあるほど、患者さんの流れを考えています。 運用改善を継続していくためにも、毎週月曜日に部門間ミーティングを行なっています。 前の週に起きた問題の抽出、システムの稼働状況の把握などの週次レビューを行ない、日々改善サイクルを回しています。 ― 運用大改革の際に、弊社のポケさぽに出会われたのですね。ポケさぽの導入を決めたのは、どういう経緯があったのでしょうか? 2022年7月の国際モダンホスピタルショウで、社長の澤田さんの講演を聞いて、声を掛けました。一筆書きで患者さんが回るのに、その当時2つのボトルネックがありました。 予診票を書かずに来院される患者さんがいることと、事前の説明に5−10分の時間がかかっていたこと、そして導線の問題です。 予診票を書かずに来院する問題は、予約システムを導入して解決しました。 事前説明について「どうしようか」考えていたときに、ポケさぽが使えるんじゃないかと思い、導入することにしました。 導線については、これから接種する方と接種した方の通路が1つだったことや、受付→問診票記入→受付など流れが良くない点があったので、それらを解消することで一筆書き完成を目指しました。 ― ポケさぽを導入するにあたって、大変なことはありましたか? 正直、絵に描いていたことを実現するだけでしたので、大変だった印象はありません。 こちらが決めたスケジュールがタイトだったので、その部分は少しハードでした。 逆に思ったより楽だと思ったのは、患者さんへの案内です。LINEを使ったシステムなので、患者さんへの案内も楽で、導入全体を振り返っても、とても簡単だった印象です。 ― ポケさぽを導入しての効果は、いかがでしょうか? ワクチン接種を受けに来た患者さんが、院内で迷子になることがなくなりました。 これは事前に説明動画を自宅で見てきてくれているおかげだと思います。 患者さんへのアンケート結果をみても、動画を見た患者さんに関しては満足の高い結果をいただけているな、と思っています。 ― 今後、ポケさぽを使ってどうしていきたいですか? 院長先生よりの提案でポケさぽ および LINE登録と、今後重要視されるであろうかかりつけ医登録をうまく結びつけ、さらには患者さんに満足して頂ける診療へと続けていきたいと思っています。 LINEを使った、外部への積極発信も実施していきたいです。 深瀬医院は、医療法人として他にも20ほど施設を思っています。 グループとしては将来的に、専門医医療機関モールを作って、患者さんにより便利で安心する医療を提供していきたいと考えています。 ― 最後に、どんな医療機関にポケさぽをおすすめしたいですか? 専門に特化した医療機関(特に、自覚症状を重視する科)に向いていると思います。 循環器専門の医療機関は、患者説明に動画を作っているところも多く、ポケさぽとの相性がよいのではないでしょうか。 専門に特化していれば、導入もスムーズですし、患者さんのメリットも大きそうです。 ― 経営論、運用方針など、幅広いお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

  • 患者さんから絵文字のメッセージが嬉しかった。デジタル化と患者満足を両立する患者サポートセンター | ポケさぽ導入事例 同愛記念病院 様

    導入のポイント 新棟への移転をきっかけに、いままで各診療科の外来看護師や薬剤師、事務がそれぞれ違う場所で行なっていた入院案内を、患者サポートセンターに集約。他職種合同で患者サポートを実施。 ポケさぽの導入により、A4、B5などのサイズ違いの用紙を準備・整理する業務を削減。 患者満足と職員の働きがいの向上に、ポケさぽが貢献。 メッセージで質問した患者さんに丁寧に対応し、最後は絵文字でお礼のメッセージを。 急いでいる患者さんがポケさぽを利用することで予定に間に合うことができ、笑顔でお帰りになられた。 お客様情報 社会福祉法人同愛記念病院財団 同愛記念病院 http://www.doai.jp/ 患者サポートセンター 矢島様、根津様、百武様、新棟建設準備室 木村 浩司 様 ー 同愛記念病院様の入院案内の業務について、教えていただけますか? 私たちの業務は大きく3つに分かれています。ひとつは入院案内するための説明準備と、もうひとつは後日入院案内を行なうための日程調整と予約、そして入院案内そのものです。 入院案内にいらっしゃる患者さんの人数は、曜日ごとに異なっています。水曜日・木曜日・土曜日が特に忙しく、ひっきりなしに患者さんがいらっしゃいます。 水・木・土以外の曜日で、資料の準備やその他の業務を、時間を見つけておこなっています。 ― ポケさぽ導入のきっかけを教えてください。 2022年8月に新棟が開設しました。新棟開設と同時に、デジタル化の取り組みを進めています。特に、何度も同じことを手書きで繰り返す業務について、紙の保管場所の問題と業務の非効率さの問題の両方が存在するので、より積極的にデジタル化を進めていきたいと考えています。そんなときに出会ったのが「ポケさぽ」でした。 ― 新棟開設の際に、患者サポートセンターを新設されていますが、旧棟との運用の違いはございますか? 旧棟と新棟では、そもそもの運用の前提が異なっています。 旧棟では、手術や入院が決まった患者さんに対して、各診療科の外来で看護師が説明し、その後薬剤師のいる場所へ行き、ときには診察室にもどって、最後に事務が入院案内を説明するという流れとなっていました。また、各外来で看護師が説明する範囲も統一されてない運用でした。 入院案内の書類も、A4、B5などの用紙のサイズがバラバラなものを使っていて、患者さんにお渡しする書類を準備するのに手を取られていました。 新棟では、患者サポートセンターとして、他職種が合同で入院案内をできるブースを新設しました。患者さんをワンストップで入院案内できるので、患者満足を高めることができましたし、職員の横の連携にも繋がりました。 その状態でポケさぽを導入したので、動画を使った説明で案内内容を標準化することができました。入院案内資料をデジタル化したおかげで、患者さんにご案内する書類の準備業務を削減することもできました。 ― 新棟での患者サポートセンター立ち上げ直後から、ポケさぽをご利用いただいていますが、導入してよかったことはございますか? 入院日にあわせたリマインド機能がとても良いです。同愛記念病院では、新型コロナウイルスの流行にともない、入院1週間前のチェック表の記載をお願いしています。2ヶ月前に入院案内を行なう患者さんもいらっしゃるので、チェック表の記載のリマインドは、とてもメリットを感じています。 患者さんの問い合わせにメッセージで対応できるのも、よい点だと思っています。スマートフォンの時代、患者さんによっては電話することのハードルが高い方もいらっしゃいます。メッセージはお互いの好きな時間にやりとりができるので、コミュニケーションのハードルが下がった実感があります。 実際に受けた質問の例をあげると、部屋の希望や入院前PCR検査の質問がありました。 ひとつ嬉しかったことを共有すると、メッセージをやりとりした患者さんが、最後に絵文字付きのメッセージをくださいました。 対面でお話ししたことを覚えていた患者さんでもあったのですが、絵文字を使ってお礼を言っていただけたのは、とてもうれしく、「今日もがんばろう」と思えました。 ― 貴院は、ポケさぽを初めて、多くのデジタルサービスを導入されていると伺っていますが、今後の病院運営のビジョンについてお聞かせ願えますか? 病院のデジタル化・DXは必須だと考えています。ビジョンとしては、デジタル化・DXすることによるデータに基づいた病院経営です。 また、繰り返し同じことを行なう作業的な業務については、どんどんデジタル化したいと思っています。私たちが業務をデジタル化し、業務改善することで、職員は患者さんに向き合う時間を増やすことができます。それが最終的に患者さんの笑顔につながると思っています。 ― 最後に、どんな医療機関にポケさぽをおすすめしたいですか? 急性期病院に、ポケさぽをおすすめしたいです。急性期病院は、患者さんへの説明内容も多く、時間もかかります。説明内容が多いということは、職員ごとに説明の内容や質にムラ・忘れ・漏れが発生しやすい状態であると言えます。 ポケさぽを使えば、説明内容を動画化・PDF化して標準的な説明にすることができますし、患者さんに提供するリマインド機能やメッセージ機能によって、職員の働き方もよりよくできます。 忙しい急性期病院にこそ、導入をおすすめします。 ― ありがとうござい・・・ 最後にひとついいですか?! 嬉しかったことがもうひとつありまして。先日、若い患者さんが入院案内に来られたのですが、患者さんの後ろのご予定がどうしても動かせなくて。 その際にもポケさぽにご登録いただき、説明時間を短縮したことで、結果的に患者さんはご予定に間に合うことができました。患者さんはすごく笑顔でお帰りになりました。 患者さんから笑顔をいただけるのが、一番嬉しいですね。 ― いい話ですね。今日はお話をきかせていただき、ありがとうございました。

  • 病院でプロジェクトを始めるときに気をつける3つのこと | 病院管理職の仕事術①

    こんにちは、オペリブログにアクセスいただき、ありがとうございます。 コサコです。 オペリブログでは、医療機関の組織運営や業務改善にまつわるトピックを発信していきます。 わたしは、キャリアの中で過去2つの医療機関で働きました。2つの医療機関ではどちらもプロジェクトベースの仕事が多く、私の専門性のひとつにプロジェクトマネジメントをあげるくらい、プロジェクト単位で仕事を行なってきました。 いまの仕事もITサービスの導入支援という、角度からプロジェクトに関わることが多く、今回は「病院でプロジェクトを始めるときに気をつける3つのこと」をテーマにブログを書こうと思います。 ※「この写真、だれ?」って感じですが、ストック写真専用サイト"unsplash"に、 米国​National Cancer Instituteの写真があったので、利用しました。 病院でプロジェクトを始めるときに気をつける3つのこと いきなり本記事の結論ですが、病院でプロジェクトを始めるときに気をつけることが、3つあります。 プロジェクトの目的と大義を決めること 適切な関係者に事前に話をしたあと、キックオフミーティングを開催すること 参加者の積極性を高めるための、コミュニケーションの仕組みをつくること 病院では多くの職種、多くの部署、多くの委員会が存在し、いろんな立場や物の見方があると思いますが、上記3点は私の経験上共通して、気をつけるべきことといえます。 そもそもプロジェクトってなに? 気をつけること3つの詳細を説明する前に、プロジェクトの定義について説明させてください。 プロジェクトの定義は、以下の定義が病院でしっくりくると思っています。 プロジェクトを 2 つの要素で定義しています。「有期的であること」、そして「独自性があること」です。 「有期的」とは、文字通り、期日があるということです。その作業をいつまでに 終わらせなければならないかが決まっている。それが「有期的であること」です。 一方「、独自性」というのは、ほかの定常業務と比べて、何かしら新しい要素が加 わっ ているということです。これまでやってきた仕事の機械的な反復では済まない 作業。 それが「独自性がある」仕事です。この 2 点に適合していれば、その仕事は プロジェ クトであるといっていいのです。 (「Webプロジェクトマネジメント標準」より引用) 繰り返しになりますが、終わりがあって定常的に繰り返さない業務をプロジェクトといいます。 プロジェクトの例 上記の定義を読んでみたものの、小難しくてピンとこない、、、という印象を受けられると思いますので、いくつか病院内でのプロジェクトの例を出してみます。 病院の収支に影響を及ぼすほど、ある診療科の診療報酬の査定額が大きすぎるため、業務フローを見直すプロジェクト 病棟用のエコーがどこにあるのかわからなくなり、研修医が探し回って時間を浪費している問題を解決するプロジェクト CTやMRI、手術用ロボットなどの高額医療機器の購入が、集中してしまう年度があるので、購入を分散させるプロジェクト 上記にあげた例は、定常的な業務ではなく、独自色が強く複数部署にまたがる課題ですが、解決すれば平常運転にもどれそうなものが多いという印象ではないでしょうか。 では、プロジェクトマネジメントをする際に気をつけるべきこと3つを掘り下げていきましょう! プロジェクトの目的と大義を決めること プロジェクトを始める際に、一番はじめに行うのは、目的と大義を決めることです。 課題を無茶振りされ、振られた側は「院長に言われたから…」「事務長命令で…」と言いたいこともありますが、そこはぐっと堪えて、目的と大義を言語化し、プロジェクト化しましょう。 目的とは、プロジェクトの最終的なゴールです。 大義とは、プロジェクトを通してそのゴールを目指す理由です。 先に挙げたプロジェクトを例に、目的と大義を考えてみましょう! 課題:病棟用のエコーがどこにあるのかわからなくなり、研修医が探し回って時間を浪費している問題を解決するプロジェクト 目的:研修医が病棟でエコーを利用したいときに、すぐに見つけられる状態を作ること 大義:研修医の時間を無駄にしないだけでなく、患者にも素早く検査を実施できる。さらにはエコーという医療機器が決まったルールで管理されるので、MEがメンテナンスしやすく、用度課(物品管理課)が買い替えの際の調査が容易になる。 もしかしたら、「院長からの命で『研修医の先生が、病棟エコーが散らばってて困ってるからなんとかしてよ』というものだったとしても、上記まで言語化することが大切です。 適切な関係者に事前に話をしたあと、キックオフミーティングを開催すること プロジェクトの目的と大義を決めたあとは、まず関係者個別に、キックオフミーティングに向けて話をしましょう。 複数部門に跨る課題ほど、キックオフミーティングを開くハードルがあがりますが、何事も初めが肝心。 ときには「そんなことやるなんて、聞いてない!」という人が後から出てくることもあります。 そんなリスクを避けるためにも、事前の声掛けは重要です。 声掛けが終わったら、プロジェクトに関わる人に声をかけてキックオフミーティングを開催しましょう。 秘密のプロジェクトではない限り、キックオフミーティングは関係者であれば誰でも参加できる形にしましょう。 参加者や該当部署が当事者意識を持つことはとても大切です。関係ありそうな部署に声をかけて、できるだけ多くの方に、キックオフミーティングで目的と大義を共有しましょう。 参加者の積極性を高めるための、コミュニケーションの仕組みをつくること キックオフミーティングを開催する際に、一緒に決めておきたいのは、プロジェクトにおけるコミュニケーションの仕組みです。 コミュニケーションの仕組みとは、以下のようなものです。 プロジェクトの連絡、進捗共有、疑問・質問などは、TeamsのXXチャンネルを用いること 議事録は、会議後24時間以内に発信すること 議事録は、誰もがアクセスできる場所(Sharepointや共有フォルダ)にアップすること 会議ができるだけ、パソコンを投影し、リアルタイムに議事録を起こすこと ありがちなのは、月の第X曜日の、16:30-17:00 で開催。事務局は誰々さん、とだけ決めるケースですが、これではプロジェクトの参加者のコミットメントを高めるのは難しいです。 プロジェクトに関する情報を透明化することも重要です。コミュニケーションもオープンにおこなうことで、互いの進捗状況がわかることで、メンバーの各タスクが前に進みます。 また情報の透明性を担保すれば、コミュニケーションの効率性もあがります。コミュニケーションがスムーズに行えれば、それだけプロジェクトの成功確率も高まります。 たとえ、プロジェクトのメンバー間での立ち話や電話などで決まった内容でも、Teamsのチャットや関係者メールにその内容を共有するのが望ましいでしょう。 まとめ 今回は「病院でプロジェクトを始めるときに気をつけること」をテーマに、記事を書きました。 改めて、プロジェクトを始めるときに気をつける3つのことは、以下のとおりです。 プロジェクトの目的と大義を決めること 適切な関係者に事前に話をしたあと、キックオフミーティングを開催すること 参加者の積極性を高めるための、コミュニケーションの仕組みをつくること ひとそれぞれ、プロジェクトを始めるときの大事なポイントは違うかもしれませんが、この記事がどなたかの参考になったり、ご自身の仕事を振り返るきっかけになると嬉しいです。 参考文献 The National Cancer Institute's (NCI) Visuals Online. “National Cancer Institute”. Unsplash. https://unsplash.com/ja/@nci (2022.11.04) 林千晶、高橋宏祐. (2018) “Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK®でワンランク上のWebディレクションを目指す”. https://loftwork.com/jp/group/creative_project_management (2022.11.04)

  • [メディア掲載] パースジャパン商品ブログにて「ポケさぽ」が紹介されました

    株式会社パースジャパンが運営する商品ブログにて、弊社の「ポケさぽ」が紹介されました。 【記事URL】https://persjapan.co.jp/blog/pokesapo/ パースジャパンが提供するPERS Pay と ポケさぽのサービス提携内容についても、記事内で触れています。 パースジャパンの提供するサービスをご利用の医療機関様は、是非一度ご一読くだださい。

  • 入院案内を半自動化する「ポケさぽ」の紹介動画を公開しました

    「ポケさぽ」紹介動画 3分半でご覧いただける動画です(音声付き)。 動画公開の経緯 ポケさぽ紹介動画は、資料をダウンロードいただいた医療機関の皆様にご案内していました。 2022年11月末に「ポケさぽ」サイトはリニューアルを予定していて、リニューアルを機に本動画はお蔵入りになってしまいます。 2022年夏の国際モダンホスピタルショウに際して作成した動画でして、リニューアル前により多くの方にご覧いただきたいと思い、ウェブサイト上に公開することにいたしました。 3分半でご覧いただける動画です(音声付き)。ぜひ一度、見ていただけると嬉しいです! 「ポケさぽ」や「導入事例」に関するお問い合わせはこちらから

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